高齢者の見守りサービスとして電気ポットの使用状況を離れた家族に提供することで安全確認するサービスがあります。近年ではインターネットを利用している世帯が大幅に増加しているのですが、高齢者の世帯では自宅にインターネット環境がなく、連絡を取る方法は電話のみという方も多くいます。また、ネットを整備するのにも手続きが必要となり、知識のない高齢の方などは戸惑われる人も多くいるのが現状です。電気ポットの見守りサービスでは、このようなネット回線の整備なども専門の業者が一任して行ってくれるので、高齢の方であっても安心して利用することができます。さらに、ポットの使用がない期間が長く続いた場合などは家族に連絡されるなどのサービスもあるため、遠くに離れて生活している親族の方も安心できます。費用は月額4,000円程度からのサービスとなるのですが、家族の安全をすぐに察知することができるサービスなので、利用者は増えています。
高齢者見守りサービスには、センサーなどを取りつけて安否を確認したり、直接サービス会社からスタッフが訪問して様子をうかがうなど色々な種類があります。そのサービスの一つに水道を使ったタイプがあり、水を計測するメーターを使い家族と離れて暮らす方の安否を見守ります。水は食事の支度や入浴など普段の生活では欠かせないもので、同じように使っていると健康で安全な暮らしを送っていることがわかります。この特性を使って離れて生活する家族などへ状況を自動で知らせてくれます。水の利用状況を判定して不使用と連続使用を通報するシステムです。
メーターがで水の利用状況を常時把握して確認しますが、見守られる高齢者も普段の生活を送るだけでプライバシーを侵害される心配もありません。普段と同じ使い方なら元気な証拠ですし、水の流れっぱなしや長く使われてないなら異変としてメールで知らせます。利用状況から生活リズムを読み取って生活支援にも活用出来ます。